日々惑う -雑記ブログ-

プログラミングやUnityの使い方、ソシャゲ運営の手法など自身の考え方などをまとめていく。

成功するチームとよくある環境の違い

1人で完結する仕事はあまりなく、これまでかかわってきた仕事はほとんどが誰かと関わり合いのあるものです。

1人1人の能力が高いからと言ってよい成果が上がるわけではないことを実感してきました。

よいチームとはどういったチームで、何に気をつけていけばいいのだろうかと常に考えます。



Googleでは以下の5要素が成功しているチームの特徴であると言われているようです。

1. 信頼性
2. 構造と透明性
3. 意味
4. 影響
5. 心理的安全性

Googleが発見した、最も成功しているチームに共通する5つの特性 | ライフハッカー[日本版]

1. 信頼性

リーダーであってもそれぞれのメンバーの能力を正しく把握していることは稀です。品質の判断や作業速度も曖昧なことが多く、スケジュールをはじめにたてられている仕事ですら時間内に終わることはほぼ無いでしょう。
メンバー個々がやれることを申告していくことと、やれたことを情報として残していくことが大事です。過去の実績を元にスケジュールをたてれば大きなずれは少なくなります。

2. 構造と透明性

メンバーの役割はやれる人がやれることをやる場面が多いほど時と場合によって流動的に変わっていきます。そして変わっていく度合いが大きいほど計画や目標は立てづらく、日々を漫然と過ごしてくことになる事が多いです。
定期的に役割の見直しと個々の計画や目標の共有がなされていけば改善できるのではと考えています。

3. 意味

ここは個々人がどうやって仕事をやっているかが大きいと感じますが、プライベートの時間を十分に持てているかということの影響は大きいと考えています。

4. 影響

仕事の意味や社会貢献に関しては思わず口を噤んでしまいたくなることも多い。目先の小銭を稼ぐために仕事をすることになってしまう機会が少なくないと思っている。
理想で生きていけないことが多いと感じるのでここの改善は難しい。

5. 心理的安全性

個人的には一番気をつけていることだが、人が増えれば増えるほどに無くなっていく感じが大きい。
「責任回避の為の個人攻撃」、「ストレス発散」、「問題のすり替え」など理由を考えていけばきりがない。
しかし、たとえ未経験者の何気ない一言が大きな成果を生むきっかけになる事も少なくないので「周りを恐れて発言ができなくなる」ような環境は是正されるべきである。
ただ、往々にして発言できなくなっていくような発言をするのはトップであることが多い為、是正していくことは難しい。(その環境で一番力を持っている人が変えていくことが一番望ましく、個々は自分の影響が及ぶ範囲だけでも安全圏を作り出してく様に心がけるべき)
誰かが変な発言をしたときに、上げ足を取ったり、否定から入るようなことをしないことが大事かなと。

まとめ

Googleの考えている「成功するチーム」で仕事をする機会はかなり稀ですが、成功するチームにしてくことはできると考えています。
とはいえ、個人でできることは限られているのでそこを考えてどうするかが大事かなと。