Minimum Viable Product(最低限の機能を持った製品)の略です。何かを作ろうとしたときに、最低限の機能で作ろうとしているものが考えた通りなのかを検証するために役立ちます。
ゲームの開発ではプロトタイプは必須だと考えているのですが、意外と(やっぱり?)やられていない現場は多いです。
MVPの利点
MVPを作ることで以下の様な利点が得られる可能性があります。
ニーズの確認
最低限の機能でニーズに合っているかの確認ができます。
リスクを軽減
制作コストなどが格段に少ないので、リスクが下がります。
早期改修
確認されたニーズを元に、その対策が早期に打てます。
MVPのやり方
主に以下の5種類があります。コストが低いと想定されるものから順に並べています。
顧客調査
アンケートやPDFの資料などからニーズを探る。
スモークテスト
ユーザーが製品・サービスに興味を示すかを検証するためのMVP。代表的なスモークテストはサービス紹介ビデオとプレオーダーの2種類
コンシェルジュ型
人力で、製品、サービスに需要があるかを検証する方法。
「カスタマーがサービスのアイディアに興味があるか」だけを調べるために行う。
オズの魔法使い(Wizard of Oz)
システム化される想定の部分について、システムを構築する前に人間がそのシステムの働きをマニュアルで行い、ユーザーのニーズを確かめる方法
プロトタイプ
実際の製品に近い形でのニーズの確認や評価を行う。
MVPに使えるツール
prottapp.com
所謂モックが作れます。作り方も簡単で必要な画像素材を用意できたら30分程度で完成できるかな。オズの魔法使いに準ずるテストになる感じ。
スタートアップイベントなどでメイン部分以外はこれで用意したりすることでかなり完成度が高く見えます。
掲示板サイトがすぐ公開できる SHARE info (シェアインフォ) – シェアリング・マッチングプラットフォーム
投稿型サイトが30秒程度で作れる