日々惑う -雑記ブログ-

プログラミングやUnityの使い方、ソシャゲ運営の手法など自身の考え方などをまとめていく。

【読書記録】すごい会議

何か会議が微妙だった時に会社の人におススメされたので読んでみました。

すごい会議?短期間で会社が劇的に変わる!

すごい会議?短期間で会社が劇的に変わる!

読了して思ったのは「ストーリー性やメッセージ性が強い」読み物だなと

やり方として紹介されているものも会議といっても主に経営の意思決定会議を指しているように感じました

あと、頭のいい人やメンタル的にマッチョな人向けの内容で万人受けする内容ではないように思えます

とはいえ、その中で得られるものとか気になったこととかは備忘録的に残しておきます

すごい会議

流れの概要

会議前

1. 「イケル」感じのムードをつくる
2. 自分の経営の意思をつくる
3. 会議で達成したいことを決める
4. 会議に呼ぶ人を決める

会議

5. いま直面している問題を挙げる
6. 6ヶ月~12か月でこのチームが達成する成果を決める
7. 達成するのに、必要不可欠な分野はなにか
8. 具体的なタスクにする

誰を会議に呼ぶのか

誰が参加するのかで8割は会議の成否が決まってしまう
つい「呼びやすい人」を集めてしまうが、会議の参加者はすべきことから誰を呼ぶべきかを考える

備忘録

後から見返す用の栞替わり

全員が意見を紙に書いてから発表する

複数人の意見を聞くときに有用
「意見がまとまって発表に時間がかからない」、「他の人の意見に左右されない」

会議の95%は無駄な発言

実の無い発言が多いので以下の3要素に絞る

  • 明確化のための質問
  • 代替案の提示
  • リクエス

 リクエストの必須事項:誰に?(対象)、いつまでに?(期日)、何をする(成功の定義)

目標は日付や数値を含めて具体的にする

問題の対応方法

  • 問題を「どのようにすれば~~できるだろうか」に置き換える
  • 現状を書き出す
  • 代替案を出す
  • 実行する、しないを決めてコミットメントリストにする

成功は準備段階で8割決まっている

所感

著者の「すごい会議」に触れてうまくいった経験談が書かれている。物語は100頁程度
成功体験なので読んでいると自分もうまくやれるのではといった気持になってくるのだが
一度本を置いて、自分がこの本から吸収できたことは何だろうと振り返ってみると思ったよりも少ないなという気分になった。