日々惑う -雑記ブログ-

プログラミングやUnityの使い方、ソシャゲ運営の手法など自身の考え方などをまとめていく。

精算幅とは

精算幅の契約について考える機会があったのでまとめておく

精算幅:基準時間の賃金と同等とされる±時間の幅
労働時間が精算幅に収まらなかったら超過や控除の調整が入る
調整は「単価×精算幅との差分時間」
単価については、「上下割」で決める方法と「中割」で決まる方法の二つがある
「上下割」は精算幅の上限、下限の時間で単価を計算する
「中割」は基準稼働の時間で単価を計算する


例)

基本単価 800,000
基準稼働(h) 160
幅(h) 20
中間 5,000
超過 4,444
控除 5,714

完全に時給であった場合と数値で比較してみる
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精算幅の前後に絞ってグラフにすると以下のようになる
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基準稼働を目安として

稼働が低い場合

精算幅(中間)>= 精算幅(上下) > 時給

稼働が高い場合

時給 >> 精算幅(中間)>= 精算幅(上下)

まとめ

稼働状況で検討すべきだが、概ね稼働は増えがちということを考慮すると、精算幅なのはあまりよくないのかもしれない
精算幅になるなら可能な限り幅は狭いほうがいい
可能な限り精算幅の広い上下割は避けたいところ


その他、関連して気にしたほうがいい点

営業日、勤務時間

基準稼働 が 160h だとしても、そもそもその稼働時間が妥当なのか

作業時間精算単位

15分単位あたりが妥当、30分や60分は避けたい

消費税

「税別」か「税込」か
10%変わるとかなりのインパクトがある